運動会ごっこ

園長日記

運動会ごっこ

いつもより歓声がすごいなと思いながら園庭に向かうと、学年合同で「運動会ごっこ」をしていました。
普段の運動会活動は、「運動会ごっこ」と言っています。これは、目指す保育が運動会の活動が練習ではないからそう呼んでいたのですが、いつの間にか最近は、「運動会ごっこ」から、「運動会」に変わっているようです。

大声援に包まれて、リレーが繰り広げられています。
それを受けてか、途中で靴が脱げても、気にせず走り続ける子。受け取ったバトンを落としてしまっても、腐ることなく気を取り直して必死で追いかける子。学年が違っても、心から声援を送り、勝利すれば、我がことのように喜び、負ければ我がことのように悔しがっている団席の園児達。
既に、運動会当日の様な光景です。
この光景に、いつの間にか普段の活動でも、「運動会」と言うようになったのが何故か、解ったような気がしました。
子どもたちにとって、「毎日が運動会」というフレーズが、名実ともに浸透しているようで、嬉しくなりました。そして、きっと運動会は「楽しいもの」と感じてくれているのでしょう。