連休の間の

園長日記

連休の間の

連休の間の登園日。家で過ごす時間が長かった分、甘える子もちらほら。

降園準備の時間に制服に着替えないまま、ある子がすねていました。「どうしたの?」と尋ねても眉をひそめて見向きもしません。
顔をのぞき込んでみると、「お母さんがいい・・・」とポツリ。
「もう帰る時間だからすぐにお母さんに会えるよ」と言ってみましたが、微動だにしません。
「でも帰る準備をしないと、いつまでもお母さんに会えないよ」と言ってみたものの、反応なし・・・。
よしそれならと、抱っこして、「お母さんがいいんでしょ?」と言うと、頷きます。「じゃぁ、着替えなくちゃね!制服はどこ?」と言いながらロッカーに連れて行くと、指を指して教えてくれました。そして下ろして上げると笑顔で着替え始めました。

ほんの1分程度の話です。きっと抱っこで甘えたかったのでしょう。この子が幼いのではなく、学年に関係なく、どの子も少なからずこの時期は新たな園生活に好奇心半分、不安半分と言ったところで、緊張もしていることでしょう。大人だって新たな一歩に緊張したり不安になるのですから、子どもなら尚更でしょう。

午後に、建設依頼をしている業者が下見に来ていました。今は、コンクリート基礎を作るための前段階である「捨てコン」という段階で止まっています。3連休明けから鉄筋の配筋や、電気やガスの配管をする予定だそうです。これから少しずつ間取りわかるようになるでしょう。