描画

園長日記

描画

年中が描画をしていました。
テーマは「パンジー」でした。黒板に数枚の写真を貼り、子どもたちがそれを見ながら描きます。
画用紙一面に一輪のパンジーを描く子や、花畑のようにたくさんのパンジーを描いている子など、それぞれが思い思いに表現していました。
どの子も黙々と画用紙に向かって描いています。その姿は、画家の域と言っても過言ではない程でした。
因みに、描く際の技法についての注意点や、テーマにするものの特徴などを確認することはしますが、例えば、「画用紙一杯に描きましょう」とか「ここはこう描きましょう」「これは何色で塗りましょう」などという指導はしません。何故なら、絵は自己表現ですから、そのような指導をすれば、子どもが描いた絵ではなく、教師の思惑で指示されて描いた絵になってしまうからです。

夕方、10月に開催される地域の文化祭の説明会に参加しました。明星からは、描画を出展します。
チラシもいただいたので、今週中にご案内します。

この日記を書いている途中に、80年代の日本を紹介するテレビ番組がありました。懐かしさを感じつつも、当時の社会問題が過去のものではなく、現代にまで影響を与えている、影響が続いている、より根深くなっていると感じました。