園庭

園庭

2日目。
2歳児クラスは今日も登園時、お母さん恋しさに泣く子がいました。
でも少し様子が違います。周りの状況がちょっと分かってきたのでしょうか。泣き止む時間が短くなっているようでした。
昨日とても泣いていた子に近づいてみると、今日はニコニコと笑顔を見せてくれました。

担任の園庭にどんなものがあるかや、遊ぶときのルールなどの説明を受けながら、年少が園庭ツアーをしていました。
「今からみんなで一緒に砂場で遊ぶよ」と声を掛けると、園児達は大喜びしていました。
でも、いざ砂遊びに興じるのかと思いきや、別のものに夢中になっていました。
それは、イペー(イペ)の花です。昨日の雨で、満開だったイペーの花が辺り一面を覆っていて、その花びらをせっせと集めていました。子どもの掌の一回りも二回りもある大きな花は、子ども達には堪らなく魅力なのでしょう。
因みに、最近はどこでも見かけるようになったイペーの木はブラジル国花で、目が覚めるような鮮やかで黄色い花が特徴です。こんなに一般的になっているのは宮崎だけのようで、ブラジルの友好の証として植樹されるようになったそうです。園の近所では街路樹にも使われています。更に因みに、ブラジル原産のジャカランダの木も宮崎では一般的です。こちらは青紫色の美しい花で、世界三大花木のひとつです。