虹と晴れ

虹と晴れ

昨夕、東の空に虹を見ました。アーチ状ではなく小さく不思議な虹でした。雲の表面に貼り付いているように見える虹です。
そして今朝、同じような虹が西の空にありました。この時点で雨がちょっと降るかもしれないと思わせる雲でしたが、ラッキーな虹だったのでしょうか、その後はみるみる晴れて、開会時には目の覚めるような快晴に!

祖父母や未就園児などの競技がなかったため、例年より30分ほど早く終了しましたが、熱気と歓声は例年通り。いえ、もっと凄かったかもしれません。

毎年ではあるのですが、特に最後のスピードリレーは子ども達のまるでアスリートのような真剣な目つきと表情に、身震いするほど感動し、こみ上げてくるものを堪えつつカメラのシャッターを押しまくりました。

運動会SOSのみなさん、どうもありがとうございました。テキパキと道具を出し入れくださったので、お陰様でとてもスムーズに進行しました。

今日は家族で運動会を振り返りつつ賑やかな食事になっていることでしょう。

地元の子ども新聞の一面に、明星幼稚園の卒園児が紹介されていました。オリンピックで聖火ランナーを務めるので、それについてのインタビューです。もう中学生になっています。早いものですが、在園当時の面影が残っていて、その面影から健気だった在園当時の記憶が一気に蘇ってきました。

2時過ぎに自宅での法事をお勤めしました。年忌には当たらないのですが、お彼岸などの供養がちゃんと出来なかったので、せめて命日にと依頼があったのです。
お伺いすると、故人の生前好物だった食べ物がいくつもお供えしてありました。
お勤めが終わって、お茶を飲みながら、運動会の話しになりました。故人は遠方にすむお孫さんの運動会を見に行くのが楽しみで、毎年飛行機で出かけていたそうです。
それらのエピソードをお伺いしながら施主さんが、「幼稚園の運動会って、幼稚園の頃って、どうしていつまでも記憶に残っているのでしょうね?」と「子どもは良くも悪くもずっと覚えていますよね」とおっしゃいました。確かにそうかもしれません。私も経験があります。随分前の話ですが豆まきで鬼役をした時のこと、半年くらい経った頃、ある子が「豆まきしたとき、鬼になっていたのは園長先生でしょ!!」と言うのです。「え〜っ!今頃!?」と思いました。
大人になってもずっと幼稚園の頃の記憶が残る。正に「三つ子の魂百まで」なのでしょうね。それだけ、重要な時期だとも言えるのでしょうね。そんな幼児期に、どれだけ「楽しかった」「面白かった」と思ってもらえる経験をいかに沢山味わってもらうようにするのが大事なのでしょうね。