お盆

園長日記

お盆

午前中はお盆法要でした。やはり今回も例年の半分足らずのお参りでしたが、報恩感謝の思いは例年通り。

法要後は初盆のお勤めが3件うち寺でお勤めしたのが2件。ちなみに、今年初盆家の8割がお寺でお勤めです。例年1〜2件程度なので、今年はかなりの割合です。
恐らく、所謂三密の「密集」が自宅では起こりやすくなるのを避けるのが目的でしょう。

その後は、ご自宅でのお勤めに出かけました。ある方の家に到着し、駐車場から門に向かって歩いていると、後ろから元気な子どもの声が聞こえて来ます。このお宅の小学1年生のお孫さんです。1年ぶりの再会。「元気でしたか?」と尋ねると「はい!とっても元気でした!」と本当に元気そうに返事をしてくれました。
お勤めが終わって改めて皆さんに挨拶をすると、そのお孫さんが、照れくさそうに、私に手紙を書いたと渡してくれました。「おぼうさん、つぎのところ(次のお宅)も がんばってね」と書いてありました。さらに「おぼうさん いつも ほとけさま(ご先祖様)を まもってくれて ありがとう」、そして裏には私の絵まで描いてくれていました。その私の絵の首には数珠が描いてありました。
去年、お孫さんが数珠をとても気に入り、ネックレスのように掛けたいと言うので、首に掛けてあげたのですが、それが嬉しかったのでしょう。
また掛けたいと言うので、掛けてあげると満面の笑みを浮かべていました。
暑すぎる夏に、清々しい気持ちにさせてもらえました。