不登校
所謂不登校と言われる小中学生の子ども達にインタビューをする番組を見ました。
いじめに遭ったり、集団生活に馴染めなかったり、その原因や理由は様々です。
しかし、どの子どもも、もし番組のタイトルに気付かずに見ていたとしたら、不登校の子どもとはわからなかったかもしれないと感じるほどでした。
どの子も賢そうで、話し方もしっかりしているし、驚くほどの知識や技能を持ってもいたからです。
なのに何故不登校になってしまったのか・・・
一言で言えば、「大人」が原因。
よく「子ども目線」と言いますが、それが決定的に不足しているようでした。
「子どものため」「子どものことを思って」などと言い訳をしながら、大人の都合で、大人が都合のよい理想の子どもにしたいがために、子ども達を押さえつけたり、押しつけたりしているのです。
家庭でも学校でも、子どもの能力を認めてもっと伸ばしてあげればよいものを、「子どものくせに」などと押さえつけようとする。不登校になったらなったで、「落ちこぼれ」「軟弱」などと貶される。
一体子ども達はどうすればいいのでしょう。居場所がないから引きこもったり、バーチャルな世界に居場所を見いだそうとするのも無理のない話です。
今時の子どもは、私たち大人達がつくリあげたと言っても過言ではありません。