園長日記

ホールが年長クラス兼用なので、他の学年がホールで活動するときは、その学年の部屋と入れ替わって行っています。
どの学年も発表会モードに切り替わっているようです。
所謂練習とは違うので、振り付けなどの表現が子ども達それぞれに違います。とは言っても、いつの間にか周りと同じように表現になってしまいがちです。でもそれでは見ていてつまらないので、「みんな同じじゃつまらない」「みんなと違うポーズを考えて」などと声かけをします。するとまた、いろんなポーズが見られるようになります。

そもそも子ども達はみんな違うのだから、それぞれに表現が違っていいはずなのに、同じを求めるのって、そもそも無理があります。
みんな同じを求めれば優劣が生まれます。優劣が生まれれば、それを元に子ども達の選別が始まります。その選別は大人の都合です。

ある卒園児保護者から嬉しい話しを聞きました。
卒園してからずっと幼稚園の先生になりたいと言っているそうです。もちろん明星です。
同じように言っている子がもう一人いるそうです。

私の代になってから、お母さんが卒園児、卒園児が教育実習にということがありましたが、卒園児が明星に就職というのは、まだありません。もし実現すれば、また一つ私としても夢が叶います。

人手不足と叫ばれて久しいこの業界、明星の10年後は心配なさそう!