教育理念
明星幼稚園は、幸せに生きる力を育む幼稚園です。
教育目標
幸せに生きる力を育む
目指す子の姿
つよい子 よい子 あかるい子
● つよい子
これから訪れるであろう様々な挑戦を、自分の力で乗り越えていける心も体も「つよい子」
● よい子
周りの人々や生きとし生けるものに、大らかな慈しみの心で接することのできる「よい子」
● あかるい子
好奇心と向上心を持って何にでも挑戦して、その日その時を精一杯に生きる「あかるい子」




幸せな生き方を託す
〜お釈迦さまの教えに学ぶ〜
お釈迦さまは、今から約2600年も前に、「生きることは『苦』」という真理を発見された唯一のお方です。そして、生きとし生けるもの全てが幸せに生きるための「こころのあり方」をお説きになりました。
言ってみれば、お釈迦さまは「こころの先生」で、その教えは「よい生き方をするための教科書」なのです。つまり、仏教は社会的に宗教という扱いであっても、どんな立場の人であろうが、学んで実践した方がよい教えなのです。神様を信じたら幸せになれるとか、教祖の言う通りにしない者はみな不幸になるといった宗教とは、わけが違うのです。
ですから、お釈迦さまの教えは、家庭での子育てにおいても、幼稚園の教育においても当然通用するものなのです。
ところで、幸せを約束してくれそうなものとは何でしょうか?
スポーツ選手になって世界を舞台に活躍すること
名門学校に進学して一流の会社に就職すること
事業を成功させて大金を手に入れることetc・・・
いろいろ思い浮かびますね。

でも、スポーツ選手になって幸せだと思っても、いずれ年老いてスポーツすらできなくなる体になります。
一流企業に就職して幸せだと思っても、経済不況などに陥れば、リストラの恐怖に襲われます。
大金持ちになって幸せだと思っても、盗まれるかもしれない、命を狙われるかもしれないと、不安になります。
もっと言えば、
大災害にでも遭ったら、みんな途端に不幸になります。
改めて質問です。この世で幸せを約束してくれるものは、何でしょうか?
残念ながら何ひとつもないのです。
このような大きな話に限りません。例えば、空腹で苦しいとき、食べ物を食べたら幸せな気分になれます。でも、満腹になったらあれだけ欲しがった食べ物が、今度は見るだけでも辛くなるでしょう?
つまり、この世の中は幸せになれたと思っても、途端に別の苦しみが生まれるものなのです。
まるで幸せは「蜃気楼」のよう・・・。
これがお釈迦さまのおっしゃる「生きることは『苦』」なのです。
でも私たちは、この世の中で幸せを約束してくれることがきっと見つかるはずだと夢を抱き、それを見つけることが人生なのだと信じて疑いません。そして、悩み、苦しみ続ける羽目になるのです。
しかも、求めれば求めるほど苦しみは増します。そして、見つからない、掴めない無念を晴らそうと言わんばかりに子どもに期待をかけようともします。もちろん蜃気楼を追いかけさせられるのですから、子どもは二の舞を演じるしかありません。
「子どもに夢を託してはいけないのか!」「幼稚園の園長がそんな暗い話をしていいのか!」と言われそうですが、夢を否定しているわけではありません。お釈迦様がおっしゃる「生きることは『苦』」であるという事実を述べているだけです。暗くもなんともありません。
お釈迦さまは、「生きることは『苦』」という現実を受け止めて、今を精一杯生きる努力をしなさいとおっしゃいます。つまり私たちはそうしないから苦しむのです。幸せな未来ばかり、過去のことばかりにとらわれて、期待したり、思い悩んだり、憂いたりする方が、よっぽど暗いということです。私たち大人は、そんな蜃気楼ばかりを追いかけて、今を着実に生きようとしなくなったのです。
逆に子どもは、その時々を精一杯生きようとしています。だから、ケンカをしてもすぐに仲直りできるのです。失敗しても何度も繰り返し挑戦しようとするのです。そして、そんな健気な、無邪気な子どもたちを見て、蜃気楼ばかりを追い求めてきた大人は「子どもの頃は良かった」「あの頃に帰りたい」などと嘆くのです。そして「自分の人生こんなはずじゃなかった」と後悔したり、燃え尽き症候群になったりもするのです。
私たち大人が掴めなかった夢や幸せを子どもに託そうとするのは、むしろ不幸の道を歩んでしまう危険性を孕んでいるのです。それよりも、二度と戻ってこないその時々を精一杯生きてもらえるように、そして親がいなくなっても、ちゃんと自分の力でしっかり生きていけるようにと願いつつ、努めて私たち大人がお釈迦さまの教えにも学び、慈しみをもってそれを子どもに伝えながら育ちを見守ることの方が、子どもに幸福な未来を託せるはずなのです。そこに、私たち大人も追い求めるべき本当の幸せもきっとあるはずなのです。
明星幼稚園は、お釈迦様の教え「幸せな生き方」を子ども達に伝えるための教育に努めます。

いただいた声
卒園生保護者(卒園式後のアンケートより)

「また通いたい!」園が大好きになる毎日。
朝に幼稚園の近くを通ると、必ず園児達が元気に声をかけてくださることが決め手になって入園を決めたのがついこの間のようです。 おかげさまで今では、我が子もよく色んな事に気付いて、行動できるように成長したと思います。 幼稚園が好きすぎて、休みの日は毎回、明日は幼稚園があるか確認するくらいとても楽しく過ごせました。 今はどうすればまた入園できるかと膝をついて歩き「これでバレない?」と再入園するために画策中です。 4月からの新しいことに我が子なりに不安があるのかなと思いますが、明星幼稚園で培ったコミュニケーション能力とアイディア力で乗り越えてくれると信じています。

「早く行きたい!」が毎日の口ぐせ。親子で安心して通えた、心から楽しい毎日。
毎日とても楽しく通えていました!風邪でお休みすると「早く幼稚園行きたい」、夏休みの中盤になると「早く幼稚園行きたい」と言っていました。先生方をはじめ、幼稚園に関わる全ての人が良くしてくれたから楽しく通えたのだと思います。 親子共々楽しく過ごさせて頂きありがとうございました! 先生方もちゃんとお休みをとって楽しく過ごして欲しいなと思います。お世話になりました。

「明日が楽しみ!」と毎日ワクワク。子どもが伸びる場所。
子供にとって、幼稚園生活は『楽しい!』の一言に尽きました! いつも園から帰ってくると、『明日は○○をするんだよ!早く明日が来ないかなぁ。』と、本当に心から毎日の園生活を楽しみにしていました。 どれも思い返せば印象的すぎて選べない程ですが、なかでも一番印象的だったのは、みんなで作り上げる発表会です。毎年毎年「こんなことまでできるようになったの?」と驚かされました。子どもが子どもを引っ張る力が素晴らしかったです。 木工遊びも大好きでした。鋸や金槌は普段触ることがないですが、大人が先回りして経験する機会を奪わないことで、自分で考える力がついたと思います。先生方はそばで見守り、必要な時に助けて下さったことで、困ったときには子どもから助けを求められるようになりました。

主役は子ども。セリフも順番も子どもが話し合って決定。驚くほど自立した姿に感動!
造形遊び、運動会、発表会など全ての行事で子ども達が主体となって活動していたこと。創作活動のテーマやリレーの順番、劇のセリフまで。話し合いながら、先生と子ども達が一緒に造っているのに驚きました。先生の興味やヤル気を引き出す発問、言葉の投げかけがとても上手です! 当日も、競技の順に整列したり、小道具の準備まで自分達で。幼稚園児でもここまで出来るのかと感心しました。

あたたかい先生たちに囲まれて、どんな子も「幼稚園が大好き」になります。
どんな子でも明星幼稚園なら大丈夫。先生方は、みなさん暖かく優しいので、どんな子でも幼稚園が大好きになると思います。
卒園生の声

小さな頃の話し合い経験が今の自信に。絵を描く楽しさもここで芽生えました。
私は、明星幼稚園のおかげで好きになったことがあります。⼀つは、友達と話し合うことです。リレーの⾛順を決めるときはいつも、⾃分達で話し合いながら決めていました。 今思うと、⼩さい頃から先⽣の⼒なしで話し合っていたことで、恥ずかしがることなく⾃分の意⾒を⾔ったり、友達の話を聞いたりすることが好きになったのだと思います。 ⼆つ⽬は、絵を描くことです。明星幼稚園では、ぬたくり遊びや描画活動、造形遊びなど、絵の具に触れる機会が多いです。 特に絵を描くときには、テーマの説明が終わると、あとは全部⾃分達で進めていました。その絵を先⽣に褒めてもらったことで⾃信がつき、今でもどんな絵にしようかと考えている時間はワクワクするので⼤好きです。(小学6年生)

落ち葉で作ったスープも、先生との会話も宝物。毎日が新鮮で、笑顔がいっぱい!
明星幼稚園で今も心に残っている印象的な思い出は、園庭で友達や先生と一緒に遊んだことです。 園庭にあった、大きな木の落ち葉や木の枝でスープを作って遊んだのがとても楽しかったです。 毎朝、早く幼稚園に行ってみんなと早く会いたい!遊びたい!と、わくわくしながら夜眠っていました。 本当に毎日楽しくて、いつも同じ遊びをしていても、毎日が新鮮で楽しかった事をいまでも鮮明に思い出します。 先生達が全力で私たちと向き合ってくれて、明星幼稚園でよかったなと、感謝の気持ちで一杯です。(中学1年生)

「私は私でいいんだ」 自信をくれた、宝物の場所。
幼稚園は、とにかく楽しかったです。私は車椅子で年中から入園しました。
先生方は、運動でも私がやってみたいと思うことを全て叶えてくださいました。
入園当初は、「私はみんなと違うから・・・」という不安もあったような気がしますが、先生方のお陰で自信満々な子どもになっていきました。
今思えば、幼稚園は私の自己肯定感を育んでくれた場所だったと思います。
私がこれまで何とか頑張ってこれたのは、あのときの、「私は私でいいんだ」という肯定感があったからです。
これから大人になっても、この自己肯定感が私を助け応援してくれると思います。
私は、こんな宝物をくれた明星幼稚園が大好きです。
(高校3年生)
園情報
法人名 | 学校法人 明星学園 |
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園名 | 明星幼稚園 |
住所 | 〒880-0841 宮崎県宮崎市吉村町寺ノ下甲2319番地 |
電話 | 0985-29-8113 |
ファックス | 0985-29-8224 |
創立 | 1964(昭和39年)年 4月8日 |
学校法人認可 | 1985(昭和60)年 3月29日 |

お問い合わせ・資料請求
お電話でのお問い合わせ
0985-29-8113
受付時間 平日10:00~17:00
メールでのお問い合わせは、下記メールフォームより送信ください。
アクセスガイド
宮崎交通バス(上西中循環線)中原バス停から徒歩5分 JR宮崎駅から車で7分 宮崎空港から車で15分
※公共交通機関で見学にお越しの方は、宮崎駅や中原バス停などから当園までの送迎もいたしますので、ご相談ください。
【車でお越しの方へ】
明星幼稚園周辺道路は、一方通行が多いのですが、朝の通学時間帯(7:30〜8:20)のみに限定されています。また、当園までの道のりがわかりにくいときは、ご案内いたしますので、どうぞ気軽にお問い合わせください。