造形参観

園長日記

造形参観

造形月間中、活動予定日時をお知らせして自由に参観をしていただきます。最終参観日には親子で遊んでもらいます。
造形月間とは、一般的に「造形展」「製作展」などといって、個人作品やグループ作品などを展示するのではなく、もっと子どもたち同士の関わりを重視しして、みんなで作り上げる大規模な活動です。
テーマを決めて、一から子どもたちで製作します。もちろん教師は何もしないわけではありません。例えば活動の展開具合を見ながら、その時々で必要な材料などを出したりします。なぜなら、はじめから様々な素材を出していては、素材で遊んでしまい、活動が進みにくくなるからです。建築で例えれば、基礎をつくり、柱や外壁をつくり外観が出来上がってから、内装を作り、その後にインテリアを置くなどします。もしこれらの材料が始めから全て用意されていたら、かえって建てにくくなってしまいまいます。所謂「自由保育」の形態ですが、子どもたちが自由かつ意欲的創造的に活動ができるたように配慮をしています。

そのような面も見ていただきたいので、最終参観までの活動も参観いただいていますが、それ以上に、子ども達が、試行錯誤、創意工夫をしながら活動しているようすも見ていただきたいです。
今日も多くの親御さんが来られていました。集中して活動する様子にきっと驚かれたでしょう。これから更に作品が変化しますので、どうぞお楽しみに。

画像は年少です。作っているのはベッドだそうです。

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