発表会
今日は、千里敬愛幼稚園の小谷園長先生にお越しいただき、ホールで全学年の作品と合唱合奏について、実際に活動を見て、問題点や改善点などをご教示くださいました。
画像はそのときの2歳児の様子です。
2歳児でも、あれこれ指示しなくても、それぞれがリズムや音楽を感じながら思い思いに表現しています。
年長のある役の場面で、スロープ付近で一直線で立っている状態になりました。一般の発表会スタイルなら、普通のことかもしれませんし、むしろ褒められるかもしれません。でも明星では「バラバラに立っていいよ」「みんな同じじゃ面白くない」などと声かけをします。
もちろん、それぞれがそれぞれの発想で、ポーズや姿勢をするのですが、実際に、みんな同じポーズや姿勢でいると、単調で平坦、変化がないので見た目も面白くないのです。でも、一列ではなくバラバラになって、立っている子や座っている子、面白いポーズをしている子などがいると、それが渾然一体となって、奥行きや躍動感などが出て場面に深みが生まれます。
あるお母さんが、お子さんをお迎えに来られた際に、私の姿に、「園長先生も重ね着されていますね」と仰いました。「今日はさすがの私も・・・」とお返事しました。
たぶん、それでも、みなさんよりも薄いかもしれません。暑がりなもありますが、着膨れするのがあまり好きではないのです。
恐らく、僧堂修業時代、冬場でも作務衣の下は肌着と襦袢で、襟元は開いているし足は裸足で基本過ごしていたので、慣れてしまったのでしょう。また、肱から先が袖でピッタリと覆われるのが窮屈に感じてしまうのも、作務衣の袖がゆったりしていたからなのかもしれません。