変化
地元小学校の連絡会に出席しました。
今年度から、卒園生(特に1年生)の様子も気になるだろうということで、連絡会だけでなく、校内の視察も企画されていました。
教室を回ると、まさかいるとは思っていなかったでしょう、卒園生達は、廊下の私の姿を見つけて、目を丸くして「なんでここにいるの?!」というような顔をしたあと、程なく情況を理解して笑顔になっていました。
この小学校は私の母校でもあります。地域の区画整理があり、校庭の位置が変わりましたが、校舎は基本当時のままでした。
コロナ前は入学式の来賓として、校長室と体育館には毎年来ていましたが、教室を覗くのは卒業以来です。そのせいか数十年前のいろいろな記憶が、しょうもないことも含めて蘇ってきました。
当時から変わったものがいろいろありました。
それらを見ていて、
変えてもいいこと
変えるべきこと
変ない方がいいこと
変えてはいけないこと
もあるのだなと気付きました。
でもそれは私の、母校が変わりゆくことへの抵抗や感傷といった気持ちの表れなのかしれませんが・・・。
高学年のクラスに移動したときのことです。案内担当の先生が、見やすいようにと教室と廊下の境の窓を開けてくださいました。
すると、ちょうど向かい合うような状態で卒園生が見えたのです。その卒園生は、とても穏やかな笑顔で私を見つめてくれたのが印象的でした。
この卒園生に限りませんが、幼稚園時代と変わらない笑顔は、ずっとそのままでいてほしいと願うばかりです。
