年長がボックスホンをしていました。ボックスホンとは、子どもでも持ち運びできる木琴です。特徴は、鍵盤が取り外せることです。なので、同じ音の鍵盤を嵌めて、2人で同時演奏も可能です。また、必要な音階だけにもできるので、子供たちも戸惑わずに演奏できます。
コンパクトとはいえ、子供達にとっては大きな楽器なので、扱える喜びがあるのか、自分次第で、いろんな音色や音の強弱が表現できるからなのかわかりませんが、嬉々として臨む子が多いです。

随分以前ですが、クリスマスプレゼントにこのボックスホンが欲しいと言われたと、あるお父さんが相談に来られたことがありました。
市販はされていないし、プレゼントにしては少々高価ですよとあ話しましたが、その後買われたかどうかはわかりません。
でも、ゲームやおもちゃなどではなく、幼稚園にある楽器を欲しがるなんてと、とても嬉しくて、園長冥利に尽きるなと思いました。

訳あって、園や寺の土地の測量をしてもらっています。今日は、境界確認のための立ち会いでした。かなり厳密な数字が出るものなのですね。驚きました。
とはいえ、元々は自然のものなのに、人が勝手に自分の土地だと線を引いているだけなんですけどね…。