母の日会

園長日記

母の日会

昨年度2歳児の母の日会は、午後に行ってそのまま降園してもらいました。活動後に親から離れたら、泣いて混乱すると予想したかあらでした。今年度もそのようにする予定でしたが、みそ汁給食の試食もあるので、他の学年と同じように午前中に行いました。ただし、エプロンママの活動は他の学年のお母さん方にお願いしました。
会が終わると泣く子はいたものの、予想していた状態にはなりませんでした。その後が給食なのでつられたのかもしれません。
あとで聞いてみると、すっかりお母さんのことなど忘れたかのように、どの子ももりもりと食べていたそうです。
これもまた、成長のひとつですね。

昼食後の自由遊びが終わり、園庭に戻ってきた子ども達が手を洗っていました。泡石けんの出るポンプを押す力が弱くて出てこなくて、何度も押している2歳児がいましたが、その横にいた年少児が代わりにポンプを押し、掌に泡を出してあげていました。そして合掌した2歳児の掌を優しく包み込むように手を添えて、一緒に手を洗ってあげていました。終いには、何と飛び散らない程度のちょうど良い加減に蛇口の水量を調整して流してあげていたのです!
なんと美しい光景でしょう・・・。
生まれて数年の子どもが、誰に褒めてもらうためでもなく極自然に行動していたのです。溜め息が漏れるほどに感動してしまいました。

概ね2ヶ月に1度程、あるものを求めて小林市に出掛けています。今日はその目的地に行くだけの予定でしたが、「もしかして、『蛍』の時期では」と思い、用が済んだ後に有名な公園に立ち寄りました。午後7時45分過ぎに到着しましたが、人が殆どいません。週明けの月曜日だからだろうと思いつつも、シーズンが終わったのかなと半ば諦めを覚えつつ、駐車場に車を止めると、蛍がチラホラ見えたのです。
「まだいる!」と、ワクワクしながら蛍のいる公園へ向かいました。
すると、歓迎してくれているかのように、みるみる蛍の光が現れてくるではありませんか!こちらも月夜とコラボしている幻想的な光景に、また溜め息が出るほど感動してしまいました。
少し距離がありますが、それでも、わざわざ出掛ける価値はきっとあるでしょう。
恐らく今週が一番みごろなかもしれません。みなさんも、出掛けてみてはいかかでしょうか。