誕生会
今年初めての自園調理給食。誕生会なのでカレーでした。
このカレーは、アレルギー食材を使用していないので、どの子も食べられます。
このカレーを作るようになったのは、ある子が重度のアレルギーだったのがきっかけでした。
普段の給食は給食センター搬入のため、おかずを除去するか、ご飯以外は全て持参していただくようにお願いしていました。そのお母さんは、少しでも他の子ども達と同じものを食べている感覚を持ってもらいたいと、給食メニューとそっくりにおかずを作り持たせておられました。
自園のみそ汁給食も、みそ汁や調味料に対象のアレルギー食材が使用されていたので、その園児だけアレルギーのないものに変更し別に調理して提供していました。
また、他の子が食べているものと混ざったり、触れたりしないように席も別にしていました。
なので、少しでもみんなと一緒に同じものを食ベてられる方法はないかと思いついたのが誕生会のカレーでした。当時は給食センターにお願いしていましたが、これを自園調理に切り替えたのです。
アレルギー食材を使用していないカレールーで、一般的なカレーに近い味や風味のものを探しました。取り寄せては試食を繰り返してやっと見つけたものが、今提供しているカレーのルーです。
初めてカレーを提供した日。その子がみんなと同じテーブルを囲んで、みんなと同じカレーを食べると気付いたときに見せた嬉しそうな笑顔、そしてみんなと楽しそうに食べている姿、周りの子も嬉しそうに一緒に食べている光景は、今でも忘れられません。
誕生会が終わり、厨房で配膳の支度をしていると、ある年少児が私に声を掛けてきました。
「どうしたの?」と尋ねると、「誕生会でお話してくれてありがとう」と言います。
誰とでも仲良くなれるためには、「あいさつ」と「優しくする」のが大事だと話したのですが、それが印象に残ったのでしょう。
そして、午後の自由遊び中には、何か意地悪をした子がいたようで、ある年長児が、その子に優しく「そんな風にしたらいけないよ、優しくするんだよ」と話しかけていました。
早速、子ども達が実践していることに、嬉しくなりました。
降園後、幼稚園協会の理事会に出席しました。会は5時までだったので、終礼は職員で行うよう主幹に頼んでおきました。
県下の入園児が少なくなっているので、協会の運営にも支障がありそうだという話題になりました。明るい話題があまりありませんでしたが、様々な現状を改めて把握できたので良かったです。
理事会終了後はいつも通っているストレッチスタジオへ。
11月下旬からほぼ週1回通っていますが、慢性疼痛が着実になくなってきています。
今日は、首を右に倒すと肩の中にある筋(?)に痛みを感じると説明をすると、程なく原因を突き止めていただきました。
首の骨の捻れが原因でした。仰向けに寝ている状態で、その骨が捻れていると言われました、仰向けで真上を見ている状態で首の骨が15〜20度程度捻れているそうです。これを正常に戻すためには、意識的に呼吸をして首の筋肉を伸ばすようにすると自ずと骨が正しい位置に戻り痛みが解消するそうです。