悲しい同窓会

悲しい同窓会

昨日、小学校から親しかった同窓生が急逝し、今日通夜に参列しました。
普段は通夜や葬儀に参列する側ではないので、服装に戸惑いました。あるはずの弔事用の黒ネクタイが見当たらず、慌てて近所の紳士服店に行き購入した程でした。

亡くなった同級生は持病があったようですが、身内の方も、こんなに急に亡くなるとは思っておらず、悲しみよりも気持ちが追いついていないようでした。
本人が119番をしたようですが、救急隊員が到着した時には、もう息をしていなかったそうです。それくらい急だったようです。

式場に到着すると、小中高校時代の同窓が多数来ていました。
「久しぶり」と声を掛け合うも、お互い複雑な気持ちです。

ご家族に挨拶をすると、彼の妹さんが、家でよく私の話をしていたと、笑顔で話をしてくれました。きっと急だったので実感が薄いのでしょう。

ある同級生がこんなことを話してくれました。
「当たり前の様に話ができていたけれど、その当たり前がだんだん無くなってくるのでしょうね」

私は50代です。もっと先の話だと勝手に思っていました。でも、数週間前にも同級生が亡くなったので、年齢は関係ないのでしょうね・・・。

急逝した同窓生は、あまり目立ちはしないものの、気の回る優しい人でした。
きっとそのせいでしょう。通夜の場で思わぬ再会がいくつもあったのです。詳しくは長くなるので割愛しますが、「彼のお陰だね」との声が聞かれました。
因みに、救助に向かった隊員も同窓生だったそうです。

自分の身がいつ終わるか分からない。やり残して後悔しないようにしたい、と思いを新たにする人もいました。

まとまりがない日記になりましたが、今日は(今日も!?)ご勘弁ください。

同窓生の後生が善処に生じていますように・・・。