工夫

園長日記

工夫

「じっとしていても暑い」から「じっとしていたら暑くない」と言えるような気候になってきました。

月曜日ですが、午前中に四十九日のお勤めをしました。施主が県外の方で、土日だと行政の手続きに行けないのが理由です。お勤め後、近くの墓地まで納骨に。ほんの少し雨が降りましたが、傘は必要ないほどで、これも何かの計らいかもと感じました。

園に戻ると、年中がジュニアリレーをしていました。
これは、お世話になっている大阪の園長先生が考案された、とても楽しいリレーです。最後まで気の抜けない工夫がされています。しかも、スタート地点が団ごとに違うので、見ている方も気が抜けません。普段は赤白2組ですが、多い時には、赤2組、白2組の計4組で行います。こうなると、審判も気が抜けません。
「ロケット鉛筆」ってまだあるのでしょうか?それに似ています。
並べたタイヤにそれぞれ入り、先頭がスタートして空いたタイヤに移動して詰めていき、最後尾のタイヤを空け、走者が戻ってきたらそのタイヤに入り、バトンを渡し、バケツリレーのように、先頭までバトンを送り…、を繰り返します。そして、アンカーが戻ってきたら、全員しゃがみます。つまり、アンカーが早く戻って勝敗が決まるのではなく、全員しゃがんだかどうかで決まります。
初めてこのリレーを行った年度、保育経験のあるお母さんから、子どもを飽きさせない工夫が随所にされているのにとても感動したと仰っていただいたのを今でも覚えています。

嬉しい連絡がありました。卒園生が発明展で受賞しました!とても思いやりのある実用的な発明です。ニュース動画
お母さんから、「明星での造形遊びなどの経験が下地にあるから」とお話しくださいました。
正に、明星が目指している教育理念に通じる話に、「冥利に尽きる」とはこのことだと、とても嬉しくなりました。

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