大慌てでも

園長日記

大慌てでも

  • まだ余裕があるとのんびり準備していた書類でしたが、状況が変わり急遽一両日中に準備しなければならなくなりました。大慌てなものだから、ミス多発で、何枚紙を無駄にしたでしょう。ワープロで原稿を作る意味がないほどでした。でも、何とか間に合いました。
  • こういうことはよくあります。職業柄イレギュラーなことはしばしばなので、前もって準備しておけばいいように思いますが、実はそうしても上手くいかないことが多いのです。
  • 用意周到に準備しておいても、直前で見当たらない、大幅な修正が必要になる、などなど準備していてよかったと思えたことがあまりないのです。
  • かといって、今回のようにのんびり構えていても慌てなければなりません。
  • なので、どっちにしても、慌てるのだったら、たとえ早く済ませておいた方がよいものがあるとしても「今自分は何をしておきたいか?」と思う方を優先するようにしています。
  • なので「大慌て」であっても、自分が納得しているから、イライラはほとんどないのです。以前なら「折角ゆっくりしていたのに!」とか「予定が狂う!」と言ってイライラしていました。
  • 「○○しなければならない」という義務感で対応するよりも、自分の気持ちで対応した方が、急用だろうが何だろうが、冷静に対応出来るようです。今日もミスを連発したものの「そりゃあ、こんなに慌ててするんだからミスるのが多くなるよね」と思いながら作業を進められたのです。これも以前なら周りに当たり散らしていたことでしょう。

 

  • ところで、この「○○しなければならない」と思うことってたくさんありますね。特に子育て中のお母さんなら尚更でしょう。でも、「しなければならない」と、いつも言いながら、感じながら何かをしていたら、どこか窮屈さや息苦しさを感じますね。だから、「しなければならない」という言葉を「しておきたい」「したい」と意識的に変えてみるだけでも、結構気持ちが楽になるので、試してみてください。