ミニミニ運動会(年長・年中)

ミニミニ運動会(年長・年中)

少し風がありましたが、晴天だったので寒くはなく運動会日和になりました。

以前は、平日の行事は母親の参観がほとんどでしたが、父親、祖父母も多くこられて、みんなで子どもたちを見守っている雰囲気があり、とても温かい気持ちになりました。

年中は年長で行う「タイヤ取り」でした。もちろん、年中向けにルールを簡単にしています。でも、かなり迫力がありました。
年長の馬跳びは、天気や欠席などが重なりあまり活動ができないまま前日になってしまいました。なので、前日なのに、ぎこちない動きで心配しましたが、蓋を開けてみれば、うまく飛べていました。

全国規模の美術展に出展する作品を職員がまとめてくれていました。明日、提出をしに行きます。
この美術展に出展するようになってから10年あまり経ちますが、ほぼ毎回入選しています。入賞も何度かしていて、地元のショッピングモールに展示されたことも。
でも「美術展に向けて描く」「賞をとるためにに描く」ということはしていません。普段の描画活動のなかからピックアップして出展しています。
なぜなら、表現や子どもの成長段階という観点からみて逸脱しやすいからです。
美術展に向けて描こうとすれば、審査員受けしやすいテーマを選びたくなります。また、出展するからには見映えよく描かせたくなります。なかには、賞をとるために、完成している絵なのに、迫力がない、物足りないからと無理矢理加筆をさせることもあるのです。
以前行っていた描画がそのようでした。当時は地域の描画展などに出展する程度でしたが、教師の思惑などで描かせていました。だから構図も色も同じです。当然ながら、どれも似たような作品ばかりが並びました。そのため、描いたのは子どもでも、描かせられているから、その子どもの想いや個性が浮き出てきません。
ただ、このような描かせ方には、「メリット」があります。それは、絵が苦手な子もみんなと同じように描けるのです。
そして、教師はその子の親にこう言うのです。「上手に描けるようになりましたよ」と・・・。それを、そのままを受けて喜ばれる親御さんもいましたが、「我が子がこんなに描けるはずがない」と何かしたのだろうと見抜き、心外に思われた方もいました。
そうまでする描画活動は、一体誰のため、何のためにあるのでしょうか。

通夜のお勤めをしました。コロナ禍以降、夕方5〜6時台に行われるのが普通になっていますが、今回は7時からでした。
穏やかな方でした。棺は、それを表したかのような淡い色合いの花柄で覆われていました。

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