運動会後

園長日記

運動会後

年少が、運動会でも行った折り返しリレーをしていました。
運動会直後、しかも連休明けの運動会ごっこでしたが、既に子どもたちの様子が違っていました。
まず走り。運動会までの走りと明らかに違います。幼児らしいドタドタとした走り方から、より速く走れるようなフォームになっていました。
そして、闘争心。楽しそうに走っているばかりではなく、負けないぞという闘争心が感じられるようになっていました。
きっと、運動会という大きな行事の経験と、そこで目の当たりにしたアスリートのような年長児の姿などに少なからず影響を受けたのでしょう。
ミニミニ運動会までに、また一段と変化があることでしょう。

みそ汁給食でした。
今回は秋の味覚を感じてもらいたく、きのこの炊き込みご飯にしました。
初めて炊き込みご飯を食べるという子もいました。でも、一口食べると「美味しい!」と喜んでくれ、おかわりも続出でした。

次回の給食で米がなくなりそうなので、生産者に注文のメールを送ると、昨日から宮崎にいるというので、よかったら給食の様子を見に来ないかと誘いました。
彼は若手で、高千穂町で農薬や化学肥料に頼らない米作りに尽力しています。数年前に縁があってからは、自園給食の米は彼から取り寄せています。

折角来てくれたので、園児達にも彼を紹介しました。「いつも美味しく食べているご飯は、このおじちゃんが作っているお米なんだよ」と紹介すると、誰ともなく子どもたちから「美味しい」「いつもありがとう」と声が上がっていました。なかにはアイドルか何かが来たかのように、憧れの眼差し向ける子までいました。

彼の農地の上流では、現在東京ドーム8個分の産廃埋立場を作る計画が進んでいます。美味しくて安全な米を作るためには、きれいな水が不可欠ですが、産廃場が出来ると、その周辺一帯の水が汚染されると懸念されています。
産廃処理の問題も大事かもしれません。でも、美味しくて安全な食べ物を子どもたちに提供すること、そのために尽力している若手の農家を応援する方がもっともっと大事でしょう。降園後、幼稚園協会の会議に出かけました。
会場に到着すると、玄関のインフォメーションに載っていません。事務局に連絡すると、「今日ではない」との返事・・・。聞けば、10月11日ではなく、11月10日と判明・・・。私が案内を見間違えたようでした。園の打ち合わせや反省を変更してもらって、この始末・・・。
でも、お陰で別の仕事が捗ったのでよかったです。