薬剤師
学校薬剤師という方がおられます。施設の環境について、年間を通して検査を行います。教育機関として望ましい基準を満たしているかどうかをみていただくのですが、施設によって立地条件などが異なるため、絶対的な基準ではなく、検査結果からアドバイスをもらいながら、その施設なりの対策を考えて、園児達にとって、より快適な環境に近づけていくのが基本だそうです。
今回は、主に室内の明るさと、二酸化炭素の濃度について検査をしていただきました。
照明は概ね基準は満たしていました。二酸化炭素濃度は、部屋の広さやそこにいる人数によって、必ずしも変わるわけではないそうで、空気の流れがあるかどうかが大きく影響するそうです。つまり換気です。ほんの数分でも窓を開けただけでも、数値はぐんと下がるようです。実際に比較も見せてもらいました。とても興味深かったです。