練習
明星幼稚園の指導案には練習の文字はありません。でも、自らの想いで行う練習が沢山あります。
ある園児が、リレーでもっと速く走りたいと、公園などに出掛けて、猛練習をしているという話を耳にしました。
自分が走るのが遅かったら勝利できないという責任感と、みんなと一緒に勝利を喜び合いたいという希望からでしょう。
一般的な練習は、「できないからさせられる」というイメージがないでしょうか?
明星でも以前はそうでした。自由遊びなどを返上して特訓を強いたりもしていました。子ども達は、常にプレッシャーを感じながら練習を続けます。
そして運動会前日または当日、「間違えたらどうしよう」「負けたらどうしよう」「できなかったらどうしよう」とそのプレッシャーはピークを迎え、「行きたくない」「お腹が痛い」というかたちで表出します。
これでは「楽しい運動会」どころの話ではありません。
本来の練習は、自ら湧き出てくる向上心からするものであって、押しつけられてさせられては表れないことで、今回耳にしたエピソードは、それを裏付けるものだと改めて感じました。
そのあたりのことを差し置いても、こんなに熱い想いを持ってリレーに臨もうとする姿勢が、とても嬉しいですし、頼もしさを抱かずにはいられません。
明日は、いよいよ入園説明会です。20年以上も続けている説明会のスタイルをがらりと変えるので、どうなることやらと私もドキドキしています。
プロジェクターを使用しながらの説明会です。画面を見ながらの説明だと、参加者との間に見えない溝が出来るような気がするので、今まで行っていませんでしたが、基本補足的に使用をすることで参加者と対面で話が出来るようにしました。
プレゼンは「パワーポイント」が主流ですが、あまり使い方を知らないし、そもそも使用するパソコンにはパワーポイントがインストールされていないので、使い慣れているチラシなどを作成するサイトでプレゼン機能があることに気づき、それを使うことにしました。ウェブ上の機能なので、少しぎこちない動きをする時もありますが、気にならない程度だし、それよりも使い方がとてもシンプルなので、説明会以外でも役に立ちそうです。