木工遊び

園長日記

木工遊び

年少の参観でした。
とくに、新入園児のお母さん方には、ノコギリやカナヅチを使う活動があるのはホームページなどでご存知でも、目の当たりにされるのは今日が初めてだったでしょう。
「3歳児でこんなことを?!」と思われていたかもしれません。でも明星では恒例です。20年近く前に、初めて行ったときは、私もどうなることかと、始まる前から心配でドキドキしていました。でも、そんな心配とは裏腹に、どの子も黙々とノコギリで角材を切っている姿に、驚きと、子供の可能性を強く感じたものでした。
集中力がない?飽きっぽい?
それは大人が勝手に思っているだけのようです。子供は、自分の思いや欲求と合致すれば、とてつもなく集中できるようです。ある子は、角材を完全に切り落とすまで、手を休めることなく15分近くは黙々と切っていたでしょうか。切り終わった瞬間、達成感からの笑顔に、見ているこちらも嬉しくなりました。

木工遊びを見届けて、葬儀のお勤めに出かけました。
送迎車に乗り、100メートル程でしょうか、パトカーが止まっていました。どうやら車とバイクの接触事故のようでした。ケガはなかったようなので安心しました。

参観後葬儀に出かけました。葬儀を終え出棺時、棺が霊柩車に収まると、喪主が棺に駆け寄って、肩を叩くように、ぽんぽんと棺の蓋を叩きながら囁くように「またね」と声をかけておられました。
そして、火葬場に着き、棺を釜に収める直前にも、出棺の時と同じように、別れを惜しむように、また、ぽんぽんと棺の蓋を叩きながら「またね」と囁いておられました。
棺が釜に収まり戸が閉まり始めると、喪主をはじめ、お子さんお孫さんみんなで、「バイバイ」と言いながら手を振っていました。とても明るくて、家族思いの方だったのが、ご家族の様子から窺えました。
後生が善処に生じておられますように…。

帰り、自宅付近まで戻ってくると、信号機のある交差点で、今度は車と自転車の接触事故があったようで、またパトカーが止まっていました。恐らく自転車に乗っていた方は、どこか打たれたようで、少し気分が悪そうにしていました。大事でなければいいのですが…。

明日は寺で、久しぶりの花まつりの法要です。
お菓子や甘茶など沢山用意しています。みなさん、どうぞ、お参りくださいね!