仏参

仏参

画像は2歳児の仏参です。念珠を手に掛け、ちゃんと正座をしてお唱えしていました。
明星は元々お寺が経営していた幼稚園です。40年近く前に学校法人に変わりましたが、仏教的な要素は引き続き残しています。
そのひとつがこの仏参です。特別に覚えさせたり教え込んだりしているのではなく、「お釈迦様にご挨拶しようね」といった具合で、極自然に行っていますが、これが、「場をわきまえる」なども学んでくれるようです。
以前卒園児のお母さんが、葬儀に参列したとき、同年代の親戚の子達がウロウロしたり、おしゃべりしたりしている中、我が子は静かに椅子に座って手を合わせていたのにとても驚き、きっと幼稚園の経験が生きているのだろうと仰っていました。
葬儀の場ではありませんが、私も似たような光景を小学校の入学式でよく見かけました。最近はご時世で来賓で呼ばれることもなくなりましたが、明星の卒園児が静かに座っている姿は、とても誇らしく思ったものです。

午後はお茶会でした。2ヶ月空きましたが、ちゃんとできていました。しかも、亭主(園児には「お家の人」と言っています)の動きを変更したのですが、これもほぼ難なくこなしていました。新春お茶会まであと2回。よりスムーズに出来るようになるでしょう。