たられば

園長日記

たられば

今日の天気が昨日だったら、キャンプファイヤーや花火ができたのに…。
多分職員も、保護者もそう思ったのではないでしょうか?
たらればを言っても仕方のない話なのですが、言いたくもなってしまいますね。

毎年のことではありますが、お泊まり保育を経験すると、たった一晩なのに、とても大きな変化があります。それだけ園児達にとって冒険なのかもしれません。後日、お泊まり保育について、ご家庭での様子などをアンケートでお伺いします。どうぞ、お泊まり保育後のお子さんの様子についてお聞かせください。

葬儀が続き、お泊まり保育もあったからか、午後から眠気に襲われ、しばらく横になりましたが、電話や来客で結局落ち着いて眠れませんでした。それでも少しは休めたのでスッキリしました。

職員達も一晩中園児達を見守っていたから、今日は私と同じような状態なのかもしれません。あ、でも若さで平気かな。

夕方、園庭の胡瓜が2、3本、大きくなり過ぎているのに気付き、連休明けまでは放っておけないだろうから収穫をし、胡瓜は付き物の「冷汁(冷や汁)」を作りました。
宮崎が発祥と言われていますが、熊本や、跳んで埼玉(敢えてそう言います)でも冷汁はあるようです。多分作り方は違うでしょう。

「ねこまんま」とか「汁かけ飯」と揶揄されますが、そんな簡単なものではありません。

作り方はいろいろありますが、とても手間が掛かります。
・擂り鉢でゴマをすります
・いりこの頭と内臓、骨を取り除き、身だけにします。※これが結構大変!
・ゴマを擂ったすり鉢にいりこを入れ、ひたすら擂ります。
・味噌を加え、更にいりこの身がすりつぶされるまで擂ります。※味噌は、みそ汁よりも多めに入れます。
・擂り終わったら、少しずつ水を加え冷汁を薄めます。
・胡瓜、紫蘇を加えます。※好みや地域によっては、「ミョウガ」「豆腐」「鯵の刺身」「氷」などを入れます。それを、できれば炊きたてのご飯にかけていただきます。話すと長くなるので割愛しますが、この事も含め、実はとても身体の理に適っている料理なんですよ!

県外から来られた保護者も結構おられるので、夏休み中に冷汁ワークショップでもと思いついたものの、果たして需要があるでしょうか・・・。