珍客

珍客

「園長先生!この穴の中に蟹がいる!」と年長児が教えてくれました。コンクリートブロックの穴を覗いてみると穴より一回り小さな蟹がいました。既に他の誰かが見つけていたようで、細い木の枝が差し込まれていました。恐らくそれで突いていたのでしょう。

この辺りでは梅雨の時期に「カニ」が出現します。一般的にはアカテガニと言われています。
ここ数年見かけなかったのと、結構大きかったので(脚を伸ばした状態で10㎝程)、私も見入ってしまいました。

預かり保育中再び蟹がいる穴を覗きに行こうとすると、テラスでバケツを囲んで子ども達がなにやら話しています。バケツには水がはられていて、その中に先ほどの蟹が入れられていました。
蟹には水が憑きものというイメージがありますが、この蟹は水が苦手です。ずっと水中にいたら息ができずに死んでしまいます。

そのことを子ども達に説明して、すぐに放してあげるよう伝えました。

放すと、ノロノロと動いて、テラスにある傘立ての底に潜り込んでいましたが、明日にはもう別のところに移動しているでしょう。蟹にとってはきっと災難だったでしょうから。